数学

私はバッハが好きである

バッハはとても美しい

今日はインヴェンションを聴いていた

シンプルで短い楽譜の中には細胞が整列していて、宇宙的で美しい数学を見せてくれる

 

自然が美しいことと同じ

聴いていると自分の細胞も整列していく

生命の美しさを取り戻すような感覚は気持ちがいい

 

日差しがきつくなってきたので目が痛い

昨年は目に保冷剤を当てていた

そろそろ寝ようかな、おやすみなさい

梅の木

今日は晴れていて散歩にちょうどよいと思う

明らかに季節はずれなんだけど、リボンのついた夏らしい帽子をかぶって外へ出た

どうしてもこの帽子をかぶりたかった

あまりに眩しいので日傘を取りに戻る

目が赤く痛くなるから

 

ノースリーブのワンピースの上にブラウスを重ねて着た

他人の家のガラスにうつる自分の姿があまりにも素敵な装いだった

この装いを誰にも見せず、好きに街を練り歩き、家に戻るの

最高の散歩だと思う

 

コートを羽織っていてもつめたい風が袖から侵入して肌を冷やす

もうこれ以上外にいられないと思うほどからだが冷えたので喫茶店に入った

気になっていたメニューがないようだったので500円の紅茶を注文した

カウンターの端にトワイニングの紅茶の箱が見えた

からだが温まったのでお金を払い店を出たがすぐにまた寒くなった

 

このワンピースを仕入れてくれたお店の前には車が止まっていた

土曜日だし、忙しそうだな

今日の姿を見せて帰ろうかと迷ったけど、私のおふざけに付き合えるほど暇ではないのを知っているからやめた

 

家の前に一本だけ植えられている細い梅の木には花がついてた

沈みかけた日の光が木を照らしていた

おやすみなさい

抹茶アイス

将来が不安なので涙がたくさん出た

泣いたあとは頭がぼんやりする

考えることをやめさせられる

 

みんなは明日の朝起きる理由とかあるの?

わたしは朝体調が優れないことが多いので起きられない、けどそもそも朝起きる理由がないから起きられないのかもしれない

それが悲しい

楽しみにしていることが何もない人生がこれからも続いていくんじゃないか それがこわくてたまらない

 

初めて入った喫茶店でアイスを頼んだら大盛りだよって言って持ってきてくれたから嬉しかった

元々の量を知らないのにね 楽しかった ありがとう

 

わたしは東京在住ではない、なのにバスに乗ったらシートがみんくる柄だった

薄汚れてたけどかわいかったから楽しい気持ちになった

 

でも家に帰ったら不安になって涙が出た

小さなことを楽しめる、些細なことで不安になる

 

部屋の中で植えているトマトの土が乾燥して葉っぱがふにゃふにゃしている

コップに入れた水を飲む前にまずトマトに水をあげた

自分のことを考え続けるのが苦痛だ

薄味?の紅茶

こんにちは

わたしは空想上の世界で喫茶店をつくる計画をしていて、お茶が好きなんだけど、外で飲むお茶より家で自分がつくるお茶がおいしいのね、

で、外でもおいしいお茶飲みたいよねーって考えてるのよねー

 

 

今日は街に調査に出かけて、前からハズレっぽいなーと思ってた店を調査、そしたらやはり、ハズレだった

 

数ヶ月前からバイトを募集してて、正直応募しようかなーと思ってた、けど、店主のおばあちゃんにずっと怒られてるバイトの女の子を見たら無理だと思った

自分の言う通りにしろ、みたいにずっと言われてて気の毒だった

怖い はやく店を出たい、味も香りもない650円の紅茶をさっさと流し込む

 

飲み終わったお水のグラスも一緒に下げてもらったらまた怒られてた本当ごめん わたしのせいなのに

不慣れな女の子の仕事は全然よくて、理不尽に怒る人がいる店ではくつろぐどころではない

 

 

店を出ようと支度していると、紅茶は薄かったですか?と聞かれた

いえ、大丈夫でした、と答えた

また女の子のせいにされる

薄いっていうか味がない これほんとにアールグレイなの? って感じ

わたしの知らない繊細な品であるか、開封してから時間が経って劣化した品であるか、飲み干しても理解できなかった

 

うちは有名な紅茶を使っているから美味しいはずです、と言われた

自信を持って提案しているけど美味しいは人それぞれだから、"美味しいはず"っていう言い方なのか、自分の判断というより、有名=美味しい、って信じてるから使ってるのか

どういう気持ちでこれを提供しているか全然わからない

もはや自分で買って、開封した直後のものを試したい

 

もうこないけど、コーヒーだったから美味しいのかなあ 喫茶店って競争激しそうだけどなんでやっていけてるんだろ

クリスマス

https://youtu.be/2UE-Mdaj4zQ?si=URv0Aurqk4RZR9Yz

 

イントロの電子音がほんとに大好き

子どもの頃に住んでいた、古くて狭くて、天井にシミがあるアパートを思い出す

サンタクロースの服を着たキティちゃんの、手についてるボタンを押すと、このような電子音で作られたクリスマスソングが何曲か流れるっていうおもちゃが家にあった それを思い出す

キティちゃんの背中はマジックテープで閉じられていて、身体の中には固くて四角い機械が入っていた

おもちゃ箱はどこへ行ったんだろう キティちゃんはまた電子音の曲を聴かせてくれるだろうか

右折

  • バスに乗ったらヘッドホンをしている女の子が乗っていた 化粧気のない大きな目が特徴的だった
  • よく見ると、隣に立っている女の子と同じジャージを着ている 背格好も、ストレートな黒髪も同じ 違うのは、ヘッドホンの子は白い上着で、もう片方の子は黒い上着を着ていること
  • 降りたいバス停に近づくにつれ、満員に近かったバスが空いてきた
  • 目の前に立っている黒い上着の子が後ろを振り返って、座りますか?ときいてきた 白い上着の子と同じ、大きな目が特徴的だった すぐに降りるつもりだったので会釈した
  • わたしが降りようとしていたバス停を通らずに進んだので急いで降車ボタンを押した

帽子

  • またあのお洋服屋さんに行く そのワンピースは照明に照らされていた
  • もちろん欲しい ボソボソと、まだ働けてませんと言った 違うのも着る

 

  • ブラウスのボタンをとめるのに手こずったのでやってもらった かわいいものが好きだと思う 会話は楽しい
  • 指輪も買った 指輪を試着しているときもおもしろかった 内緒だけどね

 

  • 本当はスカーフも欲しい 頭に被って歩きたいから ママに、スカーフを頭に被って歩いたことはあるかときいたらないと言っていた
  • スカーフを買うと合計が10万円くらいになるからやめた
  • わたしのことはどう見えているのだろう